「hinata」な?かっちゃんBLOG

すすぎゼロ!柔軟剤も不要。20倍に薄めてキッチンやお掃除にも。糸島の杉と檜の精油入り、お肌にも優しい洗剤の製造をしています。貴方と家族、山、森、川、海を守りたい。好物 : 旅、酒、祭、魚、米、神社、寺

【出羽国一之宮】鳥海山大物忌神社(ちょうかいさんおおものいみじんじゃ)大いなる畏敬&恩恵

山形県飽海郡 主祭神:大物忌神(おおものいみのかみ) 秋田県大仙市の唐松神社に伝わる「物部文書」に古代氏族物部氏の始まりについて記述がある。 物部氏の祖ニギハヤヒが、 「千樹五百樹が生い茂る実り豊かな美しき国を目指して鳥見山(鳥海山)の山上、…

【陸奥国一之宮】都都古別神社(つつこわけじんじゃ)東北最大級の祭祀遺跡

福島県東白川郡 主祭神:味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと) 同名の一之宮が、2社ある。 都都古和氣神社(馬場都々古別神社) 都々古別神社(八槻都々古別神社) 両社ともに、味耜高彦根命とヤマトタケルノミコトを祭神とし、中世以降、それぞれ陸…

【陸奥国一之宮】塩竈神社(塩釜さま)と多賀城の謎

宮城県塩竈市 主祭神: 鹽土老翁神(しおつのをぢ) 武甕槌神(たけみかづちのかみ) 経津主神(ふつぬしのかみ) 不思議なことがある。 境内には、正面に武甕槌命(鹿島神)と経津主神(香取神)、右側に塩土老翁神が祀られている。 主祭神が、別宮である。…

【下野国一之宮】日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)修験僧が祀った神様

栃木県日光市 主祭神:二荒山大神 大己貴命(おおなむちのみこと) 田心姫命(たごりひめのみこと) 味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと) 一之宮シリーズ、関東エリアの最後を飾る「日光二荒山神社」 「二荒」と書いて「ふたら」と読むが、「にこう…

【下野国一之宮】宇都宮二荒山神社(うつのみやふたあらやまじんじゃ)と藤原秀郷伝

栃木県宇都宮市 創建は、約1600年前。 下野の国造として派遣された奈良別王(ならわけのきみ)が、曽祖父・豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)をこの地の氏神として祀ったのが始まり。 正式名称は、二荒山神社であるが、日光の二荒山神社(ふたらさんじん…

【上野国一之宮】一之宮貫前神社(いちのみやぬきさきじんじゃ)と先住豪族の運命

群馬県富岡市 階段を下ると楼門にたどり着く。 このような配置の神社は「下り宮」「下り参りの宮」と呼ばれる。 社伝によると、創建は安閑天皇元年(532年頃)、朝廷の命で派遣された物部姓磯部氏が、氏神・経津主神(ふつぬしのかみ)を祀ったのが始まりと…

【信濃国一之宮・諏訪大社】縄文人あこがれの都は諏訪だった。

長野県諏訪市 諏訪大社とは、長野県の諏訪湖周辺4か所にある神社の総称である。 本宮 前宮 春宮 秋宮 主祭神の建御名方神(たけみなかたのかみ)は、神話によれば、出雲国譲りの際、ヤマト王朝の追撃を逃れ、諏訪に住み着いたと伝わっている。 神社に本殿は…

【飛騨国一之宮】水無神社(みなしじんじゃ)と神峰位山(くらいやま)

岐阜県高山市 創建時期は不明、神代の時代と伝わる。 祭神の御歳大神(みとしのおおかみ)は、かのスサノオノミコトの御子と伝わるが、別名「水無神」と呼ばれ、もともとのご神体は、神社西南の位山(くらいやま)だった。 標高1,529m、この地を流れる神通川…

【美濃国一之宮】南宮大社(なんぐうたいしゃ)と戦国時代

岐阜県不破郡 創建は、第十代崇神天皇(ざっくり紀元前100年くらい)の時代とされる。 祭神は、天照大御神の兄神とされる金山彦命(かなやまひこのみこと)。 明確な理由は不明だが、世界遺産の石見銀山を始め、古くから鉱山・金属業の総本宮として信仰を集…

【近江国一之宮】建部神社と戦の神ヤマトタケル

大津市神領 主祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと) 神社の歴史については、景行天皇46年(西暦117年頃?)、日本武尊の妃・布多遅比売(ふたじひめ)が御子とともに住んでいた神崎郡建部郷(現在の東近江市付近)に日本武尊を「建部大神」として祀られた…

【常陸国一之宮】鹿島神宮と武神の霊剣(つるぎ)

茨城県鹿嶋市 祭神・武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)は、お隣の香取神宮祭神・経津主大神(ふつぬしのおおかみ)と共に武神・軍神として古代より祀られてきた。 東京ドーム15個分に相当する境内は、杉、椎、モミなど600種に及ぶ樹木の広大な森林である…

【下総国一之宮】香取神宮(かとりじんぐう)香取といえば!

千葉県香取市 主祭神:経津主大神(ふつぬしのおおかみ) でかい。 本殿は元禄13年(1700年)の造営。 三間社流造、檜皮葺で、この形式の社殿としては最大級の規模である。 下総国一之宮香取神宮は、常陸国一之宮鹿島神宮と古来より深い繋がりがあり、 「香…

【上総国一之宮】玉前神社(たまさきじんじゃ)と玉依姫

千葉県長生郡 創建年代は不明。 少なくとも鎮座以来1,200年以上は、経過している。 九十九里浜の南端に位置するこの地は信仰の歴史も古く、発見された縄文集落では、祭祀を行った跡も残されていた。 祭神は、玉依姫命 (たまよりひめのみこと)。 社伝による…

【安房国一之宮】洲崎神社と頼朝を助けた南総の平氏

千葉県館山市 主祭神:天比理刀咩命 洲崎神社(すのさきじんじゃ)は、千葉県房総半島南端の西側に突き出た御手洗山にある。 そこは、東京湾の入り口で、正面には三浦半島と相模湾に浮かぶ大島、その向こう側に伊豆半島から富士山まで見渡せる大絶景ポイント…

【筑前國一之宮】住吉神社は、なぜ「住吉」なのか。改訂版

福岡市博多区「住吉神社」の名前の由来に触れてみたい。 奥は深いが、出来るだけ簡単に。。 歴史は、とんでもなく古い。 公式ウェブサイトには、創建1800年以上前とあるが、そんなもんじゃないよ。 この住吉の町は、かつて「住之江(スミノエ)」と呼ばれて…

【安房国一之宮】安房神社(あわじんじゃ)やっぱ夏は、、、海だね!

千葉県館山市 主祭神:天太玉命(あめのふとだまのみこと) 創建は、今から2,678年前。 初代神武天皇に仕える忌部(いんべ)一族は、天皇の命で肥沃な土地を求めて本拠地の四国「阿波」から海路黒潮に乗り、房総半島南端の地に移り住んだ。 一族のリーダーは…

【武蔵国一之宮】氷川神社(ひかわじんじゃ)とスサノオ

さいたま市大宮区 社伝によると、創建は約2400年以上前、第5代孝昭天皇3年(紀元前470年頃)と伝わる。 主祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)稲田姫命(いなだひめのみこと)大己貴命(おおなむちのみこと)の三神。 稲田姫命とは、古事記でいう櫛名田…

【武蔵国一之宮】小野神社と瀬織津姫

東京都多摩市 主祭神: 天下春命(あめのしたばるのみこと) 瀬織津比売命(せおりつひめのみこと) 社伝によると創建は、第3代安寧天皇一八年二月と伝えられている。 紀元前531年ということになる。。古い。 一説には、縄文から弥生へ移る時代、関東で誕生…

【相模国一之宮】寒川神社/関東鬼門の守り神

神奈川県高座郡寒川町 主祭神: 寒川比古命 (さむかわひこのみこと)寒川比女命 (さむかわひめのみこと) 創建時期は、極めて古く不詳。 1600年前の第21代雄略天皇の時代には、既に朝廷からの幣帛(神への捧げもの)が届いていた記録がある。 祭神について…

【甲斐国一之宮】浅間神社/火神はなぜ女性なのか

山梨県笛吹市 主祭神:木花開耶姫命(このはなさくやびめのみこと) 浅間神社は、富士山に対する信仰の神社である。 奈良時代末から富士山の火山活動が活発化し、あまりの凄まじさに人々は怖れ、火山神(浅間神)としての信仰を強めた。 甲斐国一之宮浅間神…

【伊豆国一之宮】三嶋大社と源頼朝

静岡県三島市 主祭神:大山祇命(おおやまつみのみこと)・積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ) 創建時期は不詳、大山祇命は山森農産の守護神、事代主神は福徳の神として、古くから人々の厚い崇敬をうけてきた。 この二柱を総じて、三嶋大明神…

【駿河国一之宮】富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)

静岡県富士宮市 主祭神:木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと) 2013年6月26日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、「富士山」を世界文化遺産に登録した。 富士山は、古来より山岳信仰の対象で、葛飾北斎らの浮世絵の題材にもなった文化的…

【遠江国一之宮】事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)と枕草子

静岡県掛川市 主祭神:己等乃麻知比売命 (ことのまちひめのみこと) 創建は、第13代政務天皇(ヤマトタケルの弟)の時代と伝わる。 祭神の己等乃麻知比売命 (ことのまちひめのみこと)は、春日大社に祀られる天児屋根命(あめのこやねのみこと)の母君。 …

【遠江国一之宮】小国神社(おくにじんじゃ)と四季の風景

静岡県周智郡森町 主祭神:大己貴命(おおなむちのみこと) 創建時期は不明だが、社伝では欽明天皇16年(555年)とされる。 平安時代から朝廷より厚い信仰を受けていたが、中世には徳川家を始め、多くの武将からも崇敬を集めるようになった。 平成17年に御鎮…

【三河国一之宮】砥鹿神社(とがじんじゃ)と磐座

愛知県豊川市 主祭神:大己貴命(おおなむちのみこと) 創建は奈良時代。 大宝年間(701-704年)に第42代文武天皇の病を鎮めるため、神官・草鹿砥公宣(くさかどのきんのぶ)を三河の地に派遣し、神々を祀ったのが始まりとされる。 祭神は、神代に時代にこの…

【尾張国一之宮】真清田神社(ますみだじんじゃ)歴史の謎

愛知県一宮市 主祭神:天火明命(あめのほあかりのみこと) 社伝によると、創建は神武天皇33年(紀元前600年ごろ)。 今は祭神として祀られる天火明命が、大和の国から尾張に移り、鎮祭を行ったのが起源とされる。 真清田(ますみだ)の語源は定かでないが、…

【志摩国一之宮】伊射波神社(いさわじんじゃ)えっ卑弥呼が?

三重県鳥羽市 主祭神:稚日女尊(わかひるめのみこと) 伊射波神社は、三重県鳥羽市郊外の伊勢湾に突き出た半島・加布良古崎の山中にある神社。 誠に失礼ながら、一之宮にしては僻地と言える場所に鎮座している。 創建は不詳だが、1500年以上の歴史があると…

【志摩国一之宮】伊雑宮(いざわのみや)と倭姫命

三重県志摩市 主祭神:天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま) 創立は2千年前、垂仁天皇の第4皇女・倭姫命(やまとひめのみこと)は、神託により天照大御神を祀る場所を伊勢の五十鈴川河上と定めた。 これが、皇大神宮(伊勢神宮内宮)…

【伊勢国一之宮】椿大神社(つばきおおかみやしろ)とサルタヒコ伝説

三重県鈴鹿市 主祭神:猿田彦大神(さるたひこのおおかみ) 社伝によると、第11代垂仁天皇27年(紀元前3年)、伊勢神宮の斎王(神官)倭姫命(やまとひめのみこと)に下った神のお告げによって、猿田彦が葬られた場所に、社殿を造営したのが始まり。 その後…

【伊賀国一之宮】敢國神社(あえくにじんじゃ)と「四道将軍」

三重県伊賀市 主祭神:大彦命(おおひこみこと) 創建は、西暦658年。 かつて伊賀一帯を治めた古代豪族・阿閇氏(敢氏/阿閉氏/あべし)の氏神として祀られたのが始まり。 当初は、古代より自然崇拝の対象となっていた南宮山(伊賀富士)の山頂にあったが、後に…