静岡県周智郡森町
主祭神:大己貴命(おおなむちのみこと)
創建時期は不明だが、社伝では欽明天皇16年(555年)とされる。
平安時代から朝廷より厚い信仰を受けていたが、中世には徳川家を始め、多くの武将からも崇敬を集めるようになった。
平成17年に御鎮座1450年祭が斎行され、現在も「遠江國一宮さま」として崇敬され親しまれている。
神社の特徴は、
「古代の森」
と謳われる約30万坪の神域。
静岡県周智郡森町は、別名「三木の里」と言われ、古くから秋葉街道の宿場町として賑わった地域である。
三方を小高い山々に囲まれ、どこか都の風情を感じさせることから
「遠州の小京都」
と呼ばれてきた。
三木の里の中心的存在だった神社の境内には、昔から植林が盛んに行われ、杉・檜・松の植林数は全国に類をみない規模になっている。
長い年月をかけてつくられた自然は、四季を通じて大変美しい。
いくつかご紹介。
春の桜並木、菖蒲園、境内のしゃくなげ、つつじ
夏の宮川沿い
秋の紅葉
等々、百聞は一見に如かず。
ところで、
現在、神社では本殿など、檜皮を使った屋根の葺き替えを予定している。
前回の補修から、40~60年以上経過しており、耐用年数を考慮すると全面的な工事が必要らしい。
以下、神社からのメッセージ抜粋
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令和のお屋根替え
・・・ご祭神、大己貴命おおなむちのみことが鎮まる御本殿をはじめ社殿の常若とこわか(いつまでも若々しくあること)に努め、先人が護り伝えてきた、「祈りの精神文化」と貴重な「伝統技術」を次世代につなぎ、より一層神さまのご加護を戴けますよう、本事業を進めて参りたく存じます。
世情厳しい折かと存じますが、何卒趣旨をご理解いただき、ご支援、ご奉賛ほうさんを賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
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「よっしゃ!」
と思った方は、下記リンクからご確認の程。
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