「hinata」な?かっちゃんBLOG

すすぎゼロ!柔軟剤も不要。20倍に薄めてキッチンやお掃除にも。糸島の杉と檜の精油入り、お肌にも優しい洗剤の製造をしています。貴方と家族、山、森、川、海を守りたい。好物 : 旅、酒、祭、魚、米、神社、寺

一之宮-西海道

【対馬国一之宮】海神神社(かいじんじんじゃ)海の民・日本人の原点が見つかる島

長崎県対馬市 九州最北端に位置する対馬。 森林が島面積の89%を占め、太古からの原生林が多く残されている。 地理的条件によって、幾度となく歴史の舞台になった。 白村江の戦い、元寇、倭寇、朝鮮出兵、日露戦争、等々。 常に国防の最前線としての役割を担…

【壱岐国一之宮】天手長男神社(あめのたながおじんじゃ)天地を繋ぐ架け橋になった神

長崎県壱岐市 壱岐は、九州北岸の玄界灘上の島である。 「古事記」では、5番目に生まれた島とされ、 天比登都柱(あめひとつばしら)と呼ばれる。 「柱」とは、 天地を結ぶ交通路という意味で、 壱岐は、天と地を繋ぐ架け橋の役割を担っていたと考えられた。…

【筑前国一之宮】筥崎宮(はこざきぐう)秀吉も愛した千代松原に鎮む神

福岡県福岡市 「敵国降伏」 第60代醍醐天皇の直筆を型取ったと伝わる。 こんな額が飾られた楼門は、世界広しと言えどもここだけ。 鎌倉時代、蒙古襲来の際、起死回生の神風を呼び起こしたとされ、以後「戦いの神」として歴代の武将達に崇敬された。 別称、筥…

【筑後国一之宮】高良大社(こうらたいしゃ)歴史を消してしまう驚異の謎神

福岡県久留米市 筑紫平野は、福岡県・佐賀県の南部、有明海の湾奥に面する地域を指す。 約1,200平方キロメートル。 一級河川・筑後川および矢部川、嘉瀬川、六角川により形成された九州最大の平野である。 高良神社は、そのほぼ中心。 古来より、神様が宿る…

【肥前国一之宮】千栗八幡宮(ちりくはちまんぐう)戦いの神が宿ると奇跡が起きる件

佐賀県三養基郡みやき町 創建は、神亀元年(724年)と伝わる。 当時の役人、壬生春成が猟をしていると、一羽の白鳩が飛んできて春成の弓先に止まった。 不思議に思った春成は、その晩、夢を見る。 一人の白髪の老人が夢に現れて、 「八幡大神のご臨降である…

【肥前国一之宮】與止日女神社(よどひめじんじゃ)乙姫様か?もしかして卑弥呼か?

佐賀県佐賀市大和町 創建については、欽明天皇25年(564年)に與止姫の神が鎮座したのが始まりとされる。 祭神は、與止日女命 (よどひめのみこと) 神功皇后の妹とも、 神武天皇の祖母、豊玉姫とも、 竜宮城の乙姫とも、 古すぎて、いまだ謎の多い女神であ…

【肥後国一之宮】阿蘇神社(あそじんじゃ)火の鳥を産んだ九州最強の神か。

阿蘇神社は、神武天皇の孫 健磐龍命(たけいわたつのみこと) を祀る2000年以上の歴史を有する古社である。 古来からの阿蘇信仰と融合し、肥後NO.1の神様として崇敬をあつめてきた。 山頂の火口湯溜まりは「神霊池」とよばれ、阿蘇神のご神体とされる。 麓の…

【薩摩国一之宮】新田神社(にったじんじゃ)天皇家の始祖が眠る聖地なのか?

鹿児島県薩摩川内市 今更だが、天孫族の神について、おさらいをしてみたい。 新田神社の祭神・ニニギノミコトは、皇室の祖神である天照大神の孫として地上に降り、歴代天皇の祖先となった神である アマテラスがオオクニヌシから地上の支配権を譲られた後、使…

【薩摩国一之宮】枚聞神社(ひらききじんじゃ)薩摩はオリジナル神話の宝庫。だけど以外に。。

鹿児島県指宿市開聞十町 開聞岳(かいもんだけ) 薩摩半島の最南端に位置し、 「薩摩富士」 とも呼ばれる指宿のシンボルである。 枚聞神社は、その北麓に位置し、古くから、交通・航海の安全、漁業守護の神として、人々の崇敬を集めてきた。 祭神は、大日貴…

【大隅国一之宮】鹿児島神宮(かごしまじんぐう)古すぎて神話が最近の話に聞こえる件

鹿児島県霧島市隼人町 創始は、社伝によると遠く神代と言われる。。 祭神、天津日高彦火火出見尊(あまつひだかひこほほでみのみこと) 長い。。つまり山幸彦である。 現在地に遷座されたのは、和銅元年(708年)。 山幸彦は、天孫降臨の主役・ニニギノミコ…

【日向国一之宮】都農神社(つのじんじゃ)神話の里どころか、遥か昔から。。

宮崎県児湯郡都農町 日向の国・宮崎は、神話の里。 日本神話発祥の地とも言われる。 天の岩戸伝説に始まり、 天孫降臨 海幸彦・山幸彦の物語 等々、県内のいたる所に、神話の舞台となるゆかりの地が点在している。 そんな中で、 日向国一之宮は「都農神社」 …

【豊後国一之宮】西寒多神社(ささむたじんじゃ)太陽神と月の神!どっちも祀る深い訳とは。

祭神は、西寒多大神 (ささむたのおおかみ) ツキヨミノミコト アマテラスオオミカミ アメノオシホミミノミコト 以上、3神の総称と言われている。 今回は、アマテラスの弟神、 ツキヨミノミコト(月読命)について。 古事記では、イザナギが黄泉国から逃げ帰…

【豊後国一之宮】柞原八幡宮(ゆすはらはちまんぐう)周りが大物だらけ14代天皇の話

大分県大分市 古来より、豊後を代表する宇佐八幡の別宮とされる。 ここでは、主祭神・14代仲哀天皇について。 容姿端正、身長一丈(180cmくらい?)。 父は、神話のヒーロー・ヤマトタケルノミコト。 妻は、誰もが知る伝説の女傑・神功皇后。 大スター達に囲ま…

【豊前国一之宮】宇佐神宮(うさじんぐう)八幡様が一番人気になった理由

全国一之宮シリーズ、最終コーナーの九州に入る。 大分県宇佐市 創建は、欽明天皇の御代、西暦571年と伝わる。 全国には、11万以上の神社があるらしいが、 その中で最多の4万を超える八幡神社の総本宮が、宇佐神宮である。 今回は、祭神・15代応神天皇につい…

【筑前國一之宮】住吉神社は、なぜ「住吉」なのか。改訂版

福岡市博多区「住吉神社」の名前の由来に触れてみたい。 奥は深いが、出来るだけ簡単に。。 歴史は、とんでもなく古い。 公式ウェブサイトには、創建1800年以上前とあるが、そんなもんじゃないよ。 この住吉の町は、かつて「住之江(スミノエ)」と呼ばれて…