一之宮-南海道
瀬戸内海に浮かぶ大三島。 日本最古級の神社は、島中央の鷲ヶ頭山(標高436m)の西麓に鎮座する。 祭神の大山積神(おおやまづみのかみ)は、 天孫降臨伝説の主役のひとり コノハナサクヤヒメ の父と伝わる。 全国に897社ある大山祇神社の総本社であり、 戦…
高知県高知市 祭神・味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ) 『古事記』では大国主命と子とされる。 農具の鋤(すき)や雷に関わる五穀豊穣の神とされ、地域で多くの人々の崇敬を受けて来た。 あまり聞かない神様だが、土佐では特に大切にされた神様。 な…
香川県高松市一宮町 田村神社は、もともと当地の水神(龍神)だったとする説がある。 現在の祭神は、 倭迹迹日百襲姫命 (やまとととひももそひめのみこと) 第7代孝霊天皇の皇女で、 瀬戸内の守護神・吉備津彦命(きびつひこのみこと)の姉である。 古代、…
徳島県鳴門市大麻町 祭神・大麻比古神(おおあさひこのかみ)は、 古代氏族・忌部(いんべ)一族の祖と伝わる。 社伝では、 2600年前、神武天皇の時代。 祭神の孫、天富命(あめのとみのみこと) が、阿波に移り住み、 麻など主要植物を育て、この地を開拓し…
兵庫県淡路市 日本最古の神社とも言われる。 祭神は、 伊弉諾尊(いざなぎのみこと) と 伊弉冉尊(いざなみのみこと) 日本書紀/古事記には、 国産みの後、伊弉諾尊は、最初に生んだ淡路島にもどり、余生を過ごした。 と記されている。 島内、多賀の幽宮(…
和歌山県和歌山市 もともとの場所には、現在、日前神宮・国懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかがすじんぐう)が鎮座している。。 古代、紀伊の地にも天孫族への国譲りがあったということか。 現在地に遷座されたのは、和銅6年(713年)と伝わる。。 祭神は、…
和歌山県和歌山市 創建は、2600年以上前。 同一境内に、2社の大社を祀っている。 理由は、それぞれで祀られるご神体が、あまりに貴重だから。 2枚の鏡のことで、 日像鏡(ひがたのかがみ) と 日矛鏡(ひぼこのかがみ) という。 どちらも天界(高天原)にお…
和歌山県伊都郡かつらぎ町 朱の美しい社殿は、神功皇后出兵の際、武具や船を朱色に塗ったことが由来とされる。 ここでは、神社の仏教の関わりについて 奈良時代、唐から帰国した弘法大師空海が、真言密教の修験場を開くにあたって、神社側は、領地だった高野…