「hinata」な?かっちゃんBLOG

すすぎゼロ!柔軟剤も不要。20倍に薄めてキッチンやお掃除にも。糸島の杉と檜の精油入り、お肌にも優しい洗剤の製造をしています。貴方と家族、山、森、川、海を守りたい。好物 : 旅、酒、祭、魚、米、神社、寺

一之宮

【近江国一之宮】建部神社と戦の神ヤマトタケル

大津市神領 主祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと) 神社の歴史については、景行天皇46年(西暦117年頃?)、日本武尊の妃・布多遅比売(ふたじひめ)が御子とともに住んでいた神崎郡建部郷(現在の東近江市付近)に日本武尊を「建部大神」として祀られた…

【常陸国一之宮】鹿島神宮と武神の霊剣(つるぎ)

茨城県鹿嶋市 祭神・武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)は、お隣の香取神宮祭神・経津主大神(ふつぬしのおおかみ)と共に武神・軍神として古代より祀られてきた。 東京ドーム15個分に相当する境内は、杉、椎、モミなど600種に及ぶ樹木の広大な森林である…

【下総国一之宮】香取神宮(かとりじんぐう)香取といえば!

千葉県香取市 主祭神:経津主大神(ふつぬしのおおかみ) でかい。 本殿は元禄13年(1700年)の造営。 三間社流造、檜皮葺で、この形式の社殿としては最大級の規模である。 下総国一之宮香取神宮は、常陸国一之宮鹿島神宮と古来より深い繋がりがあり、 「香…

【上総国一之宮】玉前神社(たまさきじんじゃ)と玉依姫

千葉県長生郡 創建年代は不明。 少なくとも鎮座以来1,200年以上は、経過している。 九十九里浜の南端に位置するこの地は信仰の歴史も古く、発見された縄文集落では、祭祀を行った跡も残されていた。 祭神は、玉依姫命 (たまよりひめのみこと)。 社伝による…

【安房国一之宮】洲崎神社と頼朝を助けた南総の平氏

千葉県館山市 主祭神:天比理刀咩命 洲崎神社(すのさきじんじゃ)は、千葉県房総半島南端の西側に突き出た御手洗山にある。 そこは、東京湾の入り口で、正面には三浦半島と相模湾に浮かぶ大島、その向こう側に伊豆半島から富士山まで見渡せる大絶景ポイント…

【筑前國一之宮】住吉神社は、なぜ「住吉」なのか。改訂版

福岡市博多区「住吉神社」の名前の由来に触れてみたい。 奥は深いが、出来るだけ簡単に。。 歴史は、とんでもなく古い。 公式ウェブサイトには、創建1800年以上前とあるが、そんなもんじゃないよ。 この住吉の町は、かつて「住之江(スミノエ)」と呼ばれて…

【安房国一之宮】安房神社(あわじんじゃ)やっぱ夏は、、、海だね!

千葉県館山市 主祭神:天太玉命(あめのふとだまのみこと) 創建は、今から2,678年前。 初代神武天皇に仕える忌部(いんべ)一族は、天皇の命で肥沃な土地を求めて本拠地の四国「阿波」から海路黒潮に乗り、房総半島南端の地に移り住んだ。 一族のリーダーは…

【武蔵国一之宮】氷川神社(ひかわじんじゃ)とスサノオ

さいたま市大宮区 社伝によると、創建は約2400年以上前、第5代孝昭天皇3年(紀元前470年頃)と伝わる。 主祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)稲田姫命(いなだひめのみこと)大己貴命(おおなむちのみこと)の三神。 稲田姫命とは、古事記でいう櫛名田…

【武蔵国一之宮】小野神社と瀬織津姫

東京都多摩市 主祭神: 天下春命(あめのしたばるのみこと) 瀬織津比売命(せおりつひめのみこと) 社伝によると創建は、第3代安寧天皇一八年二月と伝えられている。 紀元前531年ということになる。。古い。 一説には、縄文から弥生へ移る時代、関東で誕生…

【相模国一之宮】寒川神社/関東鬼門の守り神

神奈川県高座郡寒川町 主祭神: 寒川比古命 (さむかわひこのみこと)寒川比女命 (さむかわひめのみこと) 創建時期は、極めて古く不詳。 1600年前の第21代雄略天皇の時代には、既に朝廷からの幣帛(神への捧げもの)が届いていた記録がある。 祭神について…

【甲斐国一之宮】浅間神社/火神はなぜ女性なのか

山梨県笛吹市 主祭神:木花開耶姫命(このはなさくやびめのみこと) 浅間神社は、富士山に対する信仰の神社である。 奈良時代末から富士山の火山活動が活発化し、あまりの凄まじさに人々は怖れ、火山神(浅間神)としての信仰を強めた。 甲斐国一之宮浅間神…

【伊豆国一之宮】三嶋大社と源頼朝

静岡県三島市 主祭神:大山祇命(おおやまつみのみこと)・積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ) 創建時期は不詳、大山祇命は山森農産の守護神、事代主神は福徳の神として、古くから人々の厚い崇敬をうけてきた。 この二柱を総じて、三嶋大明神…

【駿河国一之宮】富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)

静岡県富士宮市 主祭神:木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと) 2013年6月26日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、「富士山」を世界文化遺産に登録した。 富士山は、古来より山岳信仰の対象で、葛飾北斎らの浮世絵の題材にもなった文化的…

【遠江国一之宮】事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)と枕草子

静岡県掛川市 主祭神:己等乃麻知比売命 (ことのまちひめのみこと) 創建は、第13代政務天皇(ヤマトタケルの弟)の時代と伝わる。 祭神の己等乃麻知比売命 (ことのまちひめのみこと)は、春日大社に祀られる天児屋根命(あめのこやねのみこと)の母君。 …

【遠江国一之宮】小国神社(おくにじんじゃ)と四季の風景

静岡県周智郡森町 主祭神:大己貴命(おおなむちのみこと) 創建時期は不明だが、社伝では欽明天皇16年(555年)とされる。 平安時代から朝廷より厚い信仰を受けていたが、中世には徳川家を始め、多くの武将からも崇敬を集めるようになった。 平成17年に御鎮…

【三河国一之宮】砥鹿神社(とがじんじゃ)と磐座

愛知県豊川市 主祭神:大己貴命(おおなむちのみこと) 創建は奈良時代。 大宝年間(701-704年)に第42代文武天皇の病を鎮めるため、神官・草鹿砥公宣(くさかどのきんのぶ)を三河の地に派遣し、神々を祀ったのが始まりとされる。 祭神は、神代に時代にこの…

【尾張国一之宮】真清田神社(ますみだじんじゃ)歴史の謎

愛知県一宮市 主祭神:天火明命(あめのほあかりのみこと) 社伝によると、創建は神武天皇33年(紀元前600年ごろ)。 今は祭神として祀られる天火明命が、大和の国から尾張に移り、鎮祭を行ったのが起源とされる。 真清田(ますみだ)の語源は定かでないが、…

【志摩国一之宮】伊射波神社(いさわじんじゃ)えっ卑弥呼が?

三重県鳥羽市 主祭神:稚日女尊(わかひるめのみこと) 伊射波神社は、三重県鳥羽市郊外の伊勢湾に突き出た半島・加布良古崎の山中にある神社。 誠に失礼ながら、一之宮にしては僻地と言える場所に鎮座している。 創建は不詳だが、1500年以上の歴史があると…

【志摩国一之宮】伊雑宮(いざわのみや)と倭姫命

三重県志摩市 主祭神:天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま) 創立は2千年前、垂仁天皇の第4皇女・倭姫命(やまとひめのみこと)は、神託により天照大御神を祀る場所を伊勢の五十鈴川河上と定めた。 これが、皇大神宮(伊勢神宮内宮)…

【伊勢国一之宮】椿大神社(つばきおおかみやしろ)とサルタヒコ伝説

三重県鈴鹿市 主祭神:猿田彦大神(さるたひこのおおかみ) 社伝によると、第11代垂仁天皇27年(紀元前3年)、伊勢神宮の斎王(神官)倭姫命(やまとひめのみこと)に下った神のお告げによって、猿田彦が葬られた場所に、社殿を造営したのが始まり。 その後…

【伊賀国一之宮】敢國神社(あえくにじんじゃ)と「四道将軍」

三重県伊賀市 主祭神:大彦命(おおひこみこと) 創建は、西暦658年。 かつて伊賀一帯を治めた古代豪族・阿閇氏(敢氏/阿閉氏/あべし)の氏神として祀られたのが始まり。 当初は、古代より自然崇拝の対象となっていた南宮山(伊賀富士)の山頂にあったが、後に…

【摂津国一之宮】住吉大社・海の守護神

大阪市住吉区 創建は、西暦211年(伝) 全国に約2300社ある住吉神社の総本社である。 主祭神の住吉三伸は、古事記、日本書紀で、イザナギノミコトが霊界から戻った際、海で穢れを洗い清めた際に誕生したとされることから、 「禊(みそぎ)祓(はらい)」を司…

【和泉国一之宮】大鳥神社と鳳だんじり祭り

大阪府堺市 主祭神: 日本武尊(やまとたけるのみこと)大鳥連祖神(おおとりのむらじおやがみ) 創建は、西暦927年。 祭神は、ご存じ古代神話のスーパーヒーロー・日本武尊。 父、第12代景行天皇の命により、九州の熊襲を討伐した後、出雲から東国までの平…

【河内国一之宮】枚岡神社(ひらおかじんじゃ)と春日の名

大阪府東大阪市 主祭神:天児屋根命(あめのこやねのみこと) 創建は、神武天皇即位前3年というから、今から2600年以上前。 神武東征の際、勅命で境内東側山頂付近の神津嶽(かみつだけ)に2柱の神を祭ったのが起源をとされる。 名門・藤原氏発祥の地 祭神・…

【大和国一之宮・大神神社】三輪山の杉と酒

奈良県桜井市 主祭神:大物主大神(おおものぬしのおおかみ) 年代は不詳だが、創建についての伝承は、古事記や日本書紀にも記述があり、神代の時代から続く日本最古の神社とされる。 本殿はなく、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通じて、三輪山そのものをご神体と…

【山城国一之宮】賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と糺の森

原始の森に囲まれた神道の聖地 別名、下鴨神社 主祭神:賀茂建角身命別(かもたけつぬみのみこと:玉依姫命の父)・玉依媛姫(たまよりひめのみこと) 創建は不詳だが、最古の記録には、 「崇神天皇7年(紀元前90年)に社殿の修造が行われた」 とあるので、…

【山城国一之宮】賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)

古代氏族を祀った京都最古の社 別名、上賀茂神社 創建:不詳(西暦678年という説もある) 主祭神:賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ) 京都最古の歴史を有する一社であり、かつてこの地を支配していた古代氏族・賀茂氏の氏神を祀る神社である。 「…

「一之宮」の由来

各地に見られる「○○国一之宮」 全国には、およそ10万を超える神社があると言われている。 とはいえ、小さな祠だけの名もないものから、世界遺産に指定されるような壮大なものまで、その姿形は様々である。 一之宮とは、平安時代の律令制度によって分けられた…

【筑前國一之宮住吉神社】住吉は、なぜ「住吉」なのか。

博多区住吉「住吉神社」の名前の由来に触れてみたい。 奥が、チョー深いので出来るだけ簡単に。 歴史は、とんでもなく古い。。マジ古い。 神社公式ウェブサイトには、創建1800年以上前とあるが、そんなもんでは済まない。 この住吉の町は、かつて「住之江(…