古代氏族を祀った京都最古の社
別名、上賀茂神社
創建:不詳(西暦678年という説もある)
主祭神:賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)
京都最古の歴史を有する一社であり、かつてこの地を支配していた古代氏族・賀茂氏の氏神を祀る神社である。
「賀茂氏」ついて少し説明。
神話によると、後に神武天皇の母となる玉依姫が、鴨川で遊んでいる際、上流から流れてきた弓矢を拾って持ち帰ったところ、いきなり懐妊。
生まれた男子が、ここに祀られる「賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)」とされている。
当時の京都は頻繁に発生する雷の被害に悩まされていた。
そこで、気候を安定させるために雷を水と火に分けたことから、「雷をわけた神様」→「わけいづちのおおかみ」となり、この地に祀られた。
これがいったい誰なのか諸説あり、
ニニギノミコト説
ニギハヤヒ説
大山咋神(おおやまくいのかみ)説 等々
事実は明らかでないが、以後、代々の末裔が賀茂氏を名乗り、この地を守った。
平安遷都からは皇室の厚い崇敬を受ける様になり、山城国(今の京都エリア)で強大な勢力を築いた。
ということで、お家柄は名門中の名門。
賀茂氏の家紋「二葉葵」は、ご存じ徳川家「三つ葉葵」の原型かもとのこと。
からの~
いやぁ、すげー。
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