博多区住吉1丁目・キャナルシティ博多では、毎年7月1日~14日の博多祇園山笠が開催される期間、場内ほぼ中央にて「九番山笠 キャナルシティ博多飾り山笠奉納」が実施される。
装飾も年ごとに変わり、壮観な光景は、訪れる人、特に外国からの観光客を驚かせる。
今年の表題は、歌舞伎十八番のひとつ「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」 通称「助六」と呼ばれる。
歌舞伎十八番とは、江戸時代に七代目市川團十郎が、五代目市川海老蔵だった頃、屋号「成田屋」のお家芸として選んだ18番の演目のこと。
その中で特に人気になったのが「勧進帳」「暫(しばらく)」そして「助六」
日本一の花街「吉原」を舞台に、侠客「助六」となって潜入した「曽我五郎時致(そがのごろうときむね)」と恋仲に陥る「揚巻(あげまき)」、大富豪の老人「意休(いきゅう)」など多彩な役が登場し、迫力満点かつ美しい物語が繰り広げられる。
「粋」を具現化した洗練された江戸文化の極地として、後の日本文化にも決定的な影響を与えた。
今でもその人気は高く、現在の11代目海老蔵が演じれば、必ず大入りになるという超人気演目である。
高さ12メートルに及ぶ巨大な飾り山の表面には、主人公・助六の人形が迫力ある形相で観客達に向かって見栄を切っている。
その姿を上下四方、館内のあらゆる場所から眺めることができるのもキャナルシティ自慢のひとつである。
期間中は、日本最大級とも言われる3Dマッピングショー「映像・光・噴水の共演 山笠ショー」も夜間限定で公開されている。
なぜが、小林麻央さんの事を考えて合掌してしまった。 。
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【7/1(土)~14(金)】博多祇園山笠 九番山笠 キャナルシティ博多飾り山笠奉納 | CANAL CITY HAKATA