わがまち住吉の学校は、日本一の吹奏楽集団・精華女子校だけではない。
今回は、博多区住吉4丁目4-5「九州電気専門学校」を紹介したい。
1923年(大正12年)に開校された勤労学生の夜学校「九州電気工学校」が前身である。
今年で創立94年を迎え、今までに6900人以上の技術者を輩出してきた。
現在の校長・渡辺征夫氏は、応用物理学、放電工学、およびプラズマ工学の専門家にして工学博士で、九州大学名誉教授。いわゆる電気一筋の超一流技術者である。
公式ウェブサイトには、
電気技術者にとって資格は必要不可欠なもの。本校は電気主任技術者資格取得の要件(実務経験を経て申請により取得)および、第二種電気工事士の資格が卒業と同時に得られる、全国でも数少ない経済産業省の認定校および指定校です。
との記載あり。
就職率95%。
しかも、この学校で勉強すると、全国的にも保有者の少ない資格を最短距離で目指すことができる。
で、ここからが本題。
「電気主任技術者って?」
日本には、ある電圧以上の電気を使用する工場や事業所について、一定の資格を持った監督者を置かないといけないという法律がある。
その責任者となるのが、電気主任技術者だ。
ランクは3つに種別される。
第3種:電圧5万ボルト未満(一般事業所)
第2種:電圧17万ボルト未満(大規模需要設備)
第1種:全部(発電所など)
大変な高電圧の設備を管理する仕事である。
ちなみに、家庭用電力が100ボルト、非常に危険とされるアフリカの電気ナマズが350ボルト、南米アマゾンの電気ウナギでも800ボルトである。。。で?
、、わかりづらく、関係ないので話をもとに戻す。
これらの資格は、今まで合格率が10%を超えたことがない超難関だが、当校で必要単位を取得すれば、卒業後の実務年数を経た後、国への申請によって、資格取得が可能となる。Good!
技術大国日本!
博多の若者たち、最先端技術でこの国を支えてね。
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