2月23日(金)~2月25日(日)の3日間、JR博多駅前広場で「博多ファーマーズマーケット」が開催される。
九州各地から農産物や加工品の生産者が集まり、新鮮な食材を直接販売するという催しである。
2015年に始まり、大変な反響を呼んだことから、昨年は5月から10月まで毎月開催され、すっかり博多駅の人気イベントとなった。
で、ここでは、こんなに盛り上がっている駅事情について少しだけ。
バブル崩壊後、サビれにサビれまくった博多駅の全面改装計画が持ち上がったのが2005年。
ビルの解体&新築。
在来線ホームの再編と新幹線ホームの増設。
駅周辺の環境整備といった、エリア一帯の総合再開発が行われた。
その規模は、開発面積2万2000㎡、延べ床面積20万㎡というそれまでの7倍にも達する商業施設を収容できるものになった。
2007年には、長らく店舗を構えていた井筒屋が無念の撤退。
替わりに阪急百貨店、東急ハンズ、Tジョイ博多、レストラン街「くうてん」「食堂一番街」などが出店。
その他、FM福岡のサテライトスタジオや、680席収容の多目的ホール、貸会議室など、計画された様々な施設の中、特に目玉となったのが、福岡市の事業として整備された「JR博多駅前広場」である。
巨大な波形の大屋根に守られた広い空間には、20本のけやきが植樹され、イギリスの彫刻家ヘンリームーアの作品や黒田武士・母里太兵衛の銅像が置かれている。
すっかり洗練された博多駅。
年間を通じて、なんだかんだとイベントが行われ、1日40万人を超える駅利用者を楽しませる。
ということで今イベントのテーマは、「酒と鍋」
飲食店舗の募集要項には、以下の様な記載があった。
出店条件
オリジナリティのある鍋(和・洋・中問わず)
※参考※
【オリジナリティ鍋の例】
パクチー鍋・アクアパッツァ鍋・チーズ鍋・大根おろし鍋・トマト鍋・カレー鍋・洋風モツ鍋 等
【鍋1杯あたりの参考価格】
401円以上500円以下(来場者へ1杯あたりいくらで購入したいか、アンケートを取得した結果)
いやぁ、国鉄は、民営化してよかったね~。
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