引き続きのご連絡がありましたので、お返事させていただきました。
個人情報は、伏せています。
○○様より
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園田さま
ご丁寧な返信ありがとうございます。
どうお返事を差し上げてよいものかと考えておりました。
私も完全なる自然派ですので、無農薬、化学肥料不使用の野菜を育て、化学薬品、食品には特に気を遣いながら生活しています。
ですので、地球生態系、土中、腸内フローラ等の件も、理解できるつもりでおります。
先ず、洗剤に、普通防腐剤は使用しないものだと思っておりました。
と言いますか、なぜ説明に防腐剤が出てくるのかが不思議に思いました。
実際に、防腐剤使用の洗剤があれば教えていただきたいです。
また、油のミセル化テストにつきましては、それなりの結果でしたので、排水溝に流れて行った汚水は、問題なくちゃんと生分解されることでしょう。
………ご説明の内容の視点が、少し違うように思えます。
そこで、改めてお訊きしたいのですが、
そちらさまの洗剤が夥しい菌にまみれていることは、実際にはご存知なのでしょうか？
普通の菌テストは、大腸菌、黄色ブドウ球菌に対する除菌効果が行われるようですが、そちらさまの洗剤の検査結果には、使用した菌以外のコロニーが全面に発生していたと聞きました。
多分、その事実をご存知ないと思いまして、細菌検査のご提案をさせていただいた次第です。
まさか、ご承知での販売ではないのですよね？
申し上げにくいことですが、
がんこ本舗さんを信用なさらずに疑っていただきたく思います。
なお、見落としておりました内容成分は、確認させていただきました。
失礼いたしました。
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hinataからの返信
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○○様
ご連絡ありがとうございます。
○○様が、完全なる自然派で、環境や健康に強い関心があり、多くの情報や経験もお持ちだったことには、大変感服いたしました。
また、私共が○○様のことをあまり知らず、メッセージをお送りしていたことを、深く反省しております。
誠に申し訳ございませんでした。
また、前回の○○様へのご説明内容について、視点が違っていたのであれば、その点もお詫びいたします。
○○様の仰せの通り、私共がどんな事実を知らないのか、今までの検査以外の菌検査が必要なのか、必要であればどんな検査が必要なのか、あたらめて検証をしたいと思います。
これまでのご指摘と、ご提案に心から感謝いたします。
そこで、誠に恐縮ではありますが、以下の数点について、○○様にご協力頂きたく存じます。
10/19 10：32に頂いたメール内で、
「ものすごい菌が発見されたそうです。」
10/20 0;46に頂いたメール内で、
「夥しい菌にまみれている」
「検査結果には、使用した菌以外のコロニーが全面に発生していた」
以上のお言葉を頂きましたが、
・使用されたルミテスターの機種
・ルミテスターを使用してどのような検査をなさったのか。
・測定の際の管理基準値もしくは比較対象値
これらの情報を頂けますでしょうか。
その他にも補足して頂ける情報があれば、是非お願いいたします。
また、10/19 10：32に頂いたメール内で、
「検査結果情報を明らかにすることはできません。」とのお言葉を頂いておりますが、今後私共が「的外れな」検査をしてしまわないよう少しでも情報を頂ければ、ありがたく存じます。
また、「がんこ本舗さんを信用なさらずに疑っていただきたく思います。」とのご忠告を頂きましたが、その根拠ももう少し具体的に教えて頂けないでしょうか。
誠にお手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
最後に、防腐剤についてのご質問ですが、全てではないと思いますが、腐敗のリスクがあると判断された洗剤には、腐敗防止の目的のため防腐剤を入れるのが通常です。
他社様の製品のことになるので、具体的には申し上げられませんが、家庭用品品質表示法で、表記する必要がないくらい配合量がごくわずかなので、成分欄には表記されている事はほとんどありません。
私共の製品のために、ここまでお時間とお心を割いて頂いている事に、恐縮しながらも感謝しております。
以上、今後ともご指導の程、よろしくお願いいたします
ひなた製作所 園田
この記事をお読み頂いた皆様へ
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hinataは、豊かな自然や人々の暮らしを守るために、微生物の力をめいっぱい活用した洗剤です。
ですが・・時節柄でしょうか、「菌が・・」「菌は？」とのお問い合わせを頂くことがあります。
という訳で、少しお話を。
がんこ本舗と、私共が製造する洗剤には、防腐剤を使用していません。
使用すれば、真菌類等の発生を予防することも出来ますが、菌の増殖よりも、環境への負荷、肌への安全性を重視している為、あえてそれをしない選択をしております。
その替わりに、伊都の国洗剤hinataには、天然成分の中でも特に抗菌性の高いとされる青森ヒバ精油と、糸島周辺で採れたスギ、ヒノキの精油を配合しています。
また、私共は製品使用後の汚れの行方にも着目しています。
生活や経済活動の中で、排出される汚れの大半は、酸性の汚れ（油汚れ）です。
その油が生分解（自然に還る）されるのは、微生物（菌）の働きによるものです。
公共の下水処理施設でも個別の浄化槽でも、設備内の主役は、人間でも薬品でもなく、微生物（菌）です。
糸島のお知り合いの漁師さんが、おっしゃっていましたが、近年の徹底した殺菌・除菌対策の結果、海中のプランクトンや藻が育たず、海底が砂漠のようになっているそうです。
目の前の汚れをキレイかつ安全に消し去ることは重要ですが、その汚れは、洗濯槽で、排水パイプ内で、川に流れ、海へ出てどうなっていくのかを配慮した上で、豊かな自然や人々の暮らしに必要は菌たちを無用に殺してしまわない製品の開発をいたしました。
どうぞ、この点については、ご理解頂ければ幸いです。
