博多な?住吉 なんでもBLOG

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【不二石油・住吉給油所】油ありがと。感謝しなきゃだね?

「海賊」とは、盟友だったと思われる。

福岡市博多区住吉には、ガソリンスタンドが1カ所だけ存在する。

住吉神社南門の斜め前にある不二石油株式会社・住吉給油所である。

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不二石油は、中央区荒戸に本社を置き、石油製品の卸・小売り、自動車整備、各種機械メインテナンスなどの事業を行っている。

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出光興産の特約店として、ガソリンなどの自動車用油から工業用の潤滑油、油圧作動油、冷凍油、防錆油など、ありとあらゆる油製品を取り扱う。

 

設立は、昭和49年(1974年)7月だが、創業は昭和26年(1951年)4月である。

昭和26年4月・・・それは出光興産が、中東イランへ派遣する為ある船の造り始めた翌月だ。

後に石油業界だけでなく世界経済に大きな衝撃を与えた、いわゆる日章丸事件がスタートした時期だと言える。


事件の主役は、出光興産の創業者出光佐三

2016年12月に全国公開され、大ヒットとなった映画「海賊と呼ばれた男」で、V6岡田准一が演じた國岡鐵造のモデルになった人物である。

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戦後、日本はアメリカ・イギリスを中心とした連合国の占領下、独自石油の輸入ルートを持つことができず、これが原因で経済発展が全く進まなかった。

 

またイランは当時、イギリスの支配下にあった石油の国有化を宣言。

怒ったイギリスは、中東に軍隊を派遣し、イラン周辺の海上封鎖を断行。

資源を自由に売ることができないイラン国民も日本人同様、貧窮にあえいでいた。

 

佐三は決断する。

両国の窮状を一気に打開するため、超大型タンカー「日章丸2世」を建造、極秘の内にイランに向けて出航させた。

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命がけの航海、国内外の様々な抵抗を乗り越え、世界最大の埋蔵量と言われた産油国イランのガソリン・軽油約22,000キロℓの輸送に成功したという話。

 

不二石油は、まさにその時期、出光の九州での販売拠点として事業をスタートさせた。

まだ石油の元売り業者に復帰ばかり、中小企業に過ぎない出光の販売店である。

新興企業による石油の販売は、既存勢力との戦争だったと言われる。

 

映画や小説は、スリルと迫力満点だったが、実際のオイルビジネスがどれだけ困難な仕事であったか、今では想像もつかない。

それは、現在になっても同様だろう。

 

いつも油をありがとう。 

住吉神社にお参りした後は、こっちにも手を合わせようかな?角度的にも、いい感じだし。。。

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【外部リンク】

=TOP= of 不二石油株式会社