博多な?かっちゃん大ネタ小ネタBLOG

興味あることをツラツラと。。最近、神社とか寅さんネタやってます。。

第8作「男はつらいよ 寅次郎恋歌」初代おいちゃん森川信、伝説の名台詞

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オープニングは、四国のとある漁港。

 

磯野漁協会館

 

寅さんは、ここで坂東鶴八郎一座の役者達と出会う。

 

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雨の中、座長の娘に宿まで送ってもらって、お小遣いを渡す。

 

500円のつもりが、間違って5000円。。。

 

シリーズ十八番(おはこ)のコントである。

 


今回のマドンナは、柴又の喫茶店「ローク」を経営する貴子。

 

演じるのは、池内淳子。

 

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視聴率20%女優と言われたテレビ界ではダントツの大スターである。


借金に苦しみながらも、自分の力で生きていこうとする未亡人貴子。


貴子に夢中な寅さんだが、


貴子に夢中の寅さんは、

 

大嫌いなコーヒーを飲み、

 

自閉症になった貴子の息子の面倒を見て、

 

やがて、3人で暮らす幸福を夢見るが・・・

 

******

貴子
「寅さん、またいつか旅に行くの?」

 


「ええ、そりゃ、そうですね」

 

貴子
「そう…、いつごろ?」

 


「いつごろでしょうか…。風に誘われる、とでも申しましょうか。ある日ふらっと出て行くんです」

 

貴子
「羨ましいわ…、私も一緒について行きたいなぁ…」

 

******

 

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「定住」に憧れる寅さんに対して、気ままな旅に憧れる貴子。

 

かみ合わなかった。。

 

寅さんは、貴子のもとを去ってしまう。

 

ふられたわけではない。

 

むしろ、いい感じだったといえる。

 

寅さんが、身を引いたのである。


とらやを出ていく際の、妹さくらとの会話

 

*******

 


「さくら」

 

さくら
「なに?」

 


「兄ちゃんのこんな暮らしが羨ましいか?うん?そんなふうに思ったことあるかい?」

 

さくら
「・・・あるわ」

 

「一度は、おにいちゃんと交代してあたしのことを心配させてやりたいわ・・・」

 

寅さん
「いつも迷惑ばかりかけてすまねえな・・・」

 

*******


堅気になれない寅さんの孤独が、にじみ出るシーンである。


ラストシーンは、甲州路。

 

山梨県の田舎道で、坂東鶴八郎一座とばったり再会のシーンである。

 

八ヶ岳が、実に美しい。

 

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ところで、

 

おいちゃん役の森川信は、本作が遺作となった。

 

享年60歳。

 

公開直後の春だった。

 

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「男はつらいよ」が、この作品で喜劇映画を脱却。

 

洋画劇場でも「1本封切」され、大成功しただけに、関係者全員が、森川の死を惜しんだという。

 

「馬鹿だねぇ~、まったく・・・」

 

おいちゃんの口癖は、もともと森川のアドリブだった。。。