博多な?かっちゃん大ネタ小ネタBLOG

興味あることをツラツラと。。最近、神社とか寅さんネタやってます。。

第5作「男はつらいよ 望郷篇」堅気の人生をきっぱり諦めた瞬間

今回を最終回にする予定で、今までのキャストを総動員させたが、あまりの人気で延長が決まってしまった作品である。

 

オープニングは、夢の中。

 

f:id:bit150430:20200514002253p:plain

 

とらやのご主人、おいちゃん臨終の場面。

 

枕元で寅さんが、

 

「みんな俺が悪いんだぁ、おれがおいちゃんに苦労ばっかり掛けるから~」

 

と泣き叫んでいるところ、涙ぐんだ妹さくらの優しくかけた言葉が、

 

お客さん・・・


旅先の宿で、仲居のおばちゃんに起こされる。

 

「夢か・・・」

 


夢から覚めた寅さんの現実は、テキ屋稼業の兄貴分が、寂しい最期を迎えるところから始まる。

 

f:id:bit150430:20200514002323p:plain

 

改めて、自分の人生を見つめ直す。

  

一念発起で、堅気の暮らしを目指す。

 

が、


「寅さんだけはね~」


柴又商店街で仕事には就けず、


流れついた就職先は、千葉県浦安の豆腐屋だった。

 

f:id:bit150430:20200514004237p:plain

 

だが、本当のお目当ては、娘の節子。

 

今回のマドンナ役、長山藍子である。。

 

『肝っ玉かあさん』
『ありがとう』
『おんな太閤記』
『春日局』
『渡る世間は鬼ばかり』等々

 

映画、舞台等々、誰もが知る名女優。

 

f:id:bit150430:20200514002354p:plain

 

テレビドラマの「男はつらいよ」では、寅次郎の妹役を演じた。

 

「元祖さくら」

 

である。

 

後半の場面

 

節「寅さん、どうして結婚しなかったの?」

 

寅「まあ、いろいろあったしな、うん」

 

節「寅さん、できたらね? もしできたらずっとウチの店にいてもらえないかしら? だめ?」


寅「いや、、、いいよオレはずっとそのつもりだったし、昔から豆腐大好きだからな」           

節「本当?本当によかったわ!これで安心できるわ」

 

・・・

 

f:id:bit150430:20200514002432p:plain

 

完全に勘違いした寅さん。

 

節子と所帯を持ち、豆腐屋を継ぐまっとうな人生。。。

 

さくらが喜ぶまっとうな人生。。。

 

だが、、、、、、

 

寅さんの一言で安心した節子は、なんと彼氏との結婚を決めてしまう。

 

 

心が折れた寅さん。。。

 

翌朝、姿を消してしまう。

 

柴又に戻った寅さんとさくらの会話。


さくら「また行っちゃうの?」

 

寅さん「うん・・・」

 

寅さん「やっぱり地道な暮らしは無理だったよ、さくら」

 

さくら「うん・・・」

 

寅さん「オレ昔からバカだったもんなあ・・・。だけどよぉ、さくら、あんちゃんはよう・・・今度は、、今度だけは、地道に暮らせると思ったよ」

 

さくら「うん・・・」

 

寅さん「やっぱりだめだよな・・・。おまえ、幸せに暮らせよ!」

 

失恋でガッツリ落ち込む、40歳を過ぎた寅さん。

 

逆に羨ましい。

 

で、エンディングは、どこかの海岸。

 

お控えなすって!

 

第5作にして、

 

もう既に、堅気の人生をきっぱり諦めた様な、

 

晴れ晴れとした表情である。

 

なんか羨ましい。

 

と思うのは私だけだろうか。。