島根県松江市
創建時期は不明。
火の発祥の神社とされているので、本当であれば縄文以前どころか旧石器時代ということになる。。。2~3万年前。
祭神は「伊邪那伎日真名子(いざな・・・) 加夫呂伎熊野大神(かぶろぎ・・・) 櫛御気野命(くしみけ・・・)
あー全部、スサノオノミコトの別名である。
社名「熊野」は、出雲を発展させたスサノオが紀州の熊野出身だったのが由来とも言われる。
以降、全国に広がる「熊野信仰」
現在、神社の数は北海道から沖縄まで3000を超えるという。
「熊野」とは、
神(カミ)が、その語源とする説がある。
供える米は
クマシネ(供米)
と表記される。
また、クマには
隠れる
という意味があった。
奥まった(おクマった)場所
という意味合いだろうか。
鬱蒼たる森林に覆い隠された。
とか
死者の霊がこも(クマ)る場所・・・とか。。
色んな語呂合わせが、熊野という名前を産んだという訳である。
たぶん。。
非日常、神秘への憧れ。
大自然への怖れ。
恐いもの見たさ。もある。
決定的だったのは、山岳修行を行う修験者達が、結構イケてたらしい。
イケメン山伏の案内で、山という他界に入り、巡拝して日常の生活に戻る(甦る)。
「熊野の神域」は、癒しの地、甦りの地として人々の憧れをかき立てる場所となった。
鎌倉時代以降は、カッコよくありたい武士達が中心となり、室町時代には庶民の参詣も増えていった。
平成バブル時代に日本中で流行ったディスコと一緒にしてはいけないが、ブームに乗って熊野神社も全国に続々オープンしていった。
という流れか。。。
茶化してる訳ではない。
信仰にも「流行り」があるからね?
【外部リンク】
http://www.kumanotaisha.or.jp/main.htm