住吉4丁目、食品スーパー・ニューヨークストアの裏にある(株)柴田建築設計事務所をご紹介。
1965年(昭和40年)設立、福岡県内の公共・民間施設、店舗、住宅の設計・施工管理を中心に建築にまつわるあらゆる事業を行う。
ここ数年では、
・牛頸収蔵庫新築工事
・福岡大学高電圧実験室・第3食堂・学生部事務室棟/耐震診断
・鹿児島大学 海洋資源環境教育研究センター改修工事/設計
・福岡第一法務総合庁舎工事/管理
・元岡保育園新築工事/設計・管理
等々、多くの物件を手がけてきた。
近年は、医療・福祉事業分野で高まる社会的なニーズに応え、事業法人設立から建物の企画、設計、管理、竣工後のアフターまで全面的に支援するコンサルティング業務にも力を入れている。
たいへん凄い。
ところで、公式ウェブサイトの冒頭には、
「建築家は、芸術家であり、同時に実際家である」
と、大正~昭和時代の建築家・中村順平の言葉が引用されている。
中村順平は、1923年に発生した関東大震災で、ほぼ壊滅状態あった東京を復興させるために「東京の都市計画をいかにすべき乎/大東京市復興計画案」を発表した人物。
政府主導の計画に対し、フランスで本格的な建築を学んだ中村のアイディアは、首都パリをイメージしたのか、都市の区画を放射パターンにした超斬新な復興計画を掲げた。
が、結局は、目標であった「芸術的で実際的」な案が採用されることはなかった。
実現しとったら、おっしゃれやったかもね~。
戦後は、日本の建築教育にも尽力した中村の理念は、今でも全国の建築家に影響を与え続けているとのこと。
この会社にもね。。
古賀中学校の弓道場が、かっちょいい。
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