さて、博多区住吉5丁目の激うまラーメン店「Shin Shin住吉店」について。
2007年(平成19年)5月に2号店としてオープン。
以来、地域の人々にとってランチの行きつけ、夜は居酒屋としても親しまれている。
創業者の中牟田信一氏は、青年期に老舗の屋台「ともちゃん」「おかもと」「けいじ」で修行を積み、2003年(平成15年)「博多純情ラーメン」を旗印に、激戦区天神で1号店をオープン。
現在、天神、住吉、博多デイトス、KITTE博多の4店舗を構え、どこも大繁盛、麺やスープは商品化され、全国約30カ所の販売店に並んでいる。
福岡では最も勢いのあるラーメン店のひとつだ。
夏限定「パクチー焼きラーメン!」
会社HPの「博多屋台人のこだわり」のコラムには、こんなコメント。
私のラーメンは屋台の「長浜ラーメン」からの流れなのですが、いにしえの「博多ラーメン」の良さ も加えたくて開発しました。
で、本題。
長浜ラーメン?博多ラーメン?・・・・え?違うの?
そう、違うのだ。
両方だと長くなるので、今日はShinShinが流れを次ぐ「長浜・・」の話だけ。
始まりは、1955年(昭和30年)博多区築港本町(ベイサイドプレイス博多)にあった魚市場が長浜に移転、「福岡市中央卸売市場鮮魚市場」が開業したころ。
それに伴い、周辺の屋台も一斉に移転、現在の元祖長浜屋、一心亭などなど。
その後店舗数が増え、地域の名前「長浜ラーメン」というジャンルができた。
特徴は、市場関係者が「競り」の合間に簡単に毎日飽きずに食べられるよう、短時間で茹で上がる極細麺と軽めに炊かれたスープ、客席には、紅ショウガ、ゴマが用意され、味や風味を自分好みに調整できる。
そしてなんといっても麺だけ追加注文できる、「替え玉」のシステム。
そのスタイルは「博多ラーメン」ともに今や九州を代表するラーメンの主流のひとつとして世界中に知られるようになった。
「ShinShin」もその王道の系譜である。
9月24日(日)の祭り「まるっと住吉@住吉神社」では、屋台人の本領発揮となるのか?
夏本番前だが、すでに秋が楽しみである。
ちなみに、カロリー・塩分を気にして、深夜のラーメンを我慢するとストレスでかえって太る。。。と思うことにしている。
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