博多区住吉には、スーパーマーケットが1軒だけある。
住吉4丁目小柳通りの「ニューヨークストア住吉店」だ。
経営は「ニューヨーク・エボリューション株式会社」、北九州市を地場とするスーパーチェーン（前進は「株式会社とみやま」）である。
北九州市に5店舗、福岡市内には去年オープンの大橋店を含め、3店舗を運営している。
価格競争ではなく、他店では手に入らないような商品など、品揃えで差別化をはかる戦略をとり、地域では高級スーパーのイメージが浸透している。
で、24時間営業。
そこで今回は、差別化をはかる品揃えの中、その納入元を1つ取り上げてみたい。
スーパー入口を抜けると、まず最初に目に入ってくるのが、野菜と果物の販売エリア「ニューヨークマルシェ」である。
エントランス部分に展開しているというで、食料品の中でも野菜・果物類を重要な戦略商品にしていることがわかる。
コーナーの真ん中に大きなワゴンがあり、色とりどりの野菜類が積み上げられている。
その1角に納入元の名前が乗ったPOPが、飾ってあった。
福岡県筑紫野市を活動拠点とする「朝倉案山子倶楽部」
「九州で栽培された良質の野菜や果物・米などを日本全国の人に味わって頂きたい」
という思いから仕入れを一切せず、「産地直送・顔の見える九州野菜」を看板に、各地の販売店や一般消費者へ生産者から直接商品を届けている。
例えば、
福岡県直方市「石田ファームのあまおう」
熊本県阿蘇「志賀さんのキャベツ」
鹿児島県種子島「榎元さんの熟成あんのう芋」
佐賀県伊万里市「新幸農園の梨」
といった具合である。
価格が安いに越したことはないけれども～
安心、安全、今だからこそ九州の新鮮な食材が手に入ることを感謝したい。
てか、ここの弁当も安くて何気にいいのよ。
【外部リンク】
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