「シャルキュトリー」って聞いたことある?
日本人にとって、とりわけ博多の人々にとって「フレンチ」は、まあなんとなく比較的縁遠いジャンルの料理である。
そこで紹介したいのが、博多区住吉2丁目にある「ビストロ・アンココット」
2006年8月オープン、今まで地元TVなどで、特にハンバーグランチが取り上げられ、昼夜問わず多くのリピーターで賑わう知る人ぞ知るどちらかと言えばカジュアルなフレンチレストランである。
ココットとは、陶器やガラスで出来た円形(または楕円形)の耐熱容器のことで、様々な食材を入れ、オーブンに入れて煮込む料理などに使用される。
蓋をされたままテーブルに出され、開けられた瞬間に広がる香りや音が、料理を囲む人々のワクワクや会話を盛り立てる。
もちろんその味は申し分ない。
今回この記事で取り上げるのは、オーナーシェフ大崎匡也氏(おーちゃん)がこだわりにこだわっている「シャルキュトリー」。
「シャルキュトリー」とは、主に豚肉を原料とするハム、ソーセージ、パテ、テリーヌなどの総称である。
材料は、塊肉、挽肉、内臓の3つに分かれ、製法も非加熱、加熱、発酵・熟成、燻製などいくつかのタイプがあり、その種類は無数である。
歴史は古く、ギリシャ時代までさかのぼるという。
修行時代に、「シャルキュトリー」の世界に出会った大崎シェフ(おーちゃん)は、その後自家製ソーセージ作りに没頭し、「アンココット」の原型となる料理のスタイルを確立した。
大崎シェフ(おーちゃん)には3つのこだわりがある。
・厳選した素材であること。
・温度管理を徹底すること。
・手間と時間を惜しまないこと。
繁盛店には、必ずその理由がある。
そのひとつが、客が気づかないところまで、徹底してこだわっていることだと私は思う。
自家製パンも美味い。。野菜は糸島産である。
【外部リンク】
LUNCH│ビストロ『アン・ココット』|博多区・住吉のフレンチ食堂です。
博多区・住吉 フレンチ食堂「アン・ココット」 ココットシェフのことコト。