「hinata」な?かっちゃんBLOG

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【武蔵国一之宮】氷川神社(ひかわじんじゃ)とスサノオ

さいたま市大宮区

 

社伝によると、創建は約2400年以上前、第5代孝昭天皇3年(紀元前470年頃)と伝わる。

 

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主祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)稲田姫命(いなだひめのみこと)大己貴命(おおなむちのみこと)の三神。

 

稲田姫命とは、古事記でいう櫛名田比売(クシナダヒメ)で、

大己貴命は、大国主命(おおくにぬしのみこと)

 

出雲大社と同じ、出雲の国を治めたスサノオ夫婦と息子が祀られている。

 

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「氷川」の名は、現在の島根県から鳥取県に渡って流れる

 

斐伊川(ひいかわ)

 

からとか、若いころヤンチャしたスサノオが改心して、出雲の発展に貢献したことを称え、天照大御神が与えた称号

 

「ヒカワノカミ」

 

からとか言われている。

 

神話においてスサノオは、怪物として登場する「ヤマタノオロチ」を退治、絶世の美女クシナダヒメを救って妻にした英雄として描かれている。

 

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スサノオが美しい妻を迎えて、詠んだ日本最初の和歌は、


「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を」

 

八重を連発。

 

気持ちの高ぶりを感じる。

 

神話の英雄が、冷静さを欠いている様にも。。

 

「新居の垣根をね?幾重にも幾重にもね?重ねて(外に音が聞こえないように)ね?・・・」


・・・勝手な解釈です。


壁を厚くした割に、できた子供は八島士奴美神(やしまじぬみのかみ)ひとりである。。。

 

えっと、

 

話を変えてスサノオの「スサ」について小ネタをひとつ。

 

同じ名前の地名がある。

 

紀元前4000年頃、古代メソポタミア文明の時代、イラン高原で栄えたエラム王国の首都「スサ」である。

  

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エラム王国で有名なのは、世界最古の法律と言われる「ハムラビ法典」

 

「目には目を。歯に歯を。。」

 

倍返しだ!

 

激しい。

 

代々、「スサの王」(スサノオ?)はこの法律を守り、国の治めた。。。

 

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日本神話と繋がりがあるような、ないような。。

 

今回はこのへんで。

 

【外部リンク】

http://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/