「hinata」な?かっちゃんBLOG

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【伊豆国一之宮】三嶋大社と源頼朝

静岡県三島市

 

主祭神:大山祇命(おおやまつみのみこと)・積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)

 

創建時期は不詳、大山祇命は山森農産の守護神、事代主神は福徳の神として、古くから人々の厚い崇敬をうけてきた。


この二柱を総じて、三嶋大明神と呼ばれている。

  

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三嶋大社について、特に取り上げたいのが、なんといっても鎌倉幕府の初代征夷大将軍、日本初の武家政権を樹立した源頼朝とのゆかりである。


頼朝は、第56代清和天皇の流れをくむ源氏一族の嫡男として育ったが、平治の乱で宿命のライバル平家との争いに敗れる。

 

ぎりぎり死罪は免れたが、伊豆に流罪となった。

 

その時、頼朝14歳。

 

以降、韮山の蛭ケ島で過ごすことになる。

 

時代は平家全盛期で、源氏にとって苦難の時だったが、頼朝は、流刑地伊豆国の一之宮・三嶋大社を深く信仰し、源氏再興のため百日祈願に通ったと伝わっている。

 

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苦節20年を経て、治承4年(1180年)伊豆の目代(地方官僚)山本兼隆を討ち、ついに平家討伐の狼煙上げた。

 

その時、戦勝祈願をしたのも同じく三嶋大社。


ただ、駆け付けた武将は、わずか300騎。。。

 

あっらー、という感じだが、たった5年で平家を滅亡させたのである。

 

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世紀の大逆転。

 

源氏再興&天下統一という大偉業は、「三嶋大明神」のご加護があってこそ。

 

ということで、「旗揚げの神」「戦勝の神」として崇められることとなる。

 

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以降、足利、武田、北条、徳川をはじめ、多くの武将から引っ張りだこの神様となった。

 

それもあってか、境内の中心に位置する社殿は、質実剛健さを醸し出す実に立派な建物である。

 

 

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本殿・幣殿・拝殿からなる権現造の複合社殿は、「御殿(ごてん)」と呼ばれ、江戸時代を代表する建造物として国の重要文化財に指定されている。

 

話は変わるが、伊豆といえば下田。

下田といえば、「かつぎ料理・海女小屋」

https://goo.gl/maps/FQ5YxTt5gtQtejKa9

 

巨大あわびをもう一度食べたい。

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【外部リンク】


http://www.mishimataisha.or.jp/