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【開戦の詔書】日本が戦争を始めたホントの理由

福岡市中央区天神1丁目に「水鏡天満宮」がある。

400年以上の歴史をもち、

福岡の中心「天神」が「天神」と呼ばれる由来の神社である。

 

今回は、その正門の鳥居にある「天満宮」の文字について。

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これは、第二次世界大戦後のいわゆる東京裁判で、

A級戦犯と呼ばれ、死刑になった元内閣総理大臣、

広田弘毅が、小学生の時に書いたものである。。

 

今日で、広島に原爆が投下されて73年。

終戦に至る決定的な出来事である。

 

学校で教わった「終わり」を知っている人は多いが、

その「始まり」を知っている人は結構少ない。

 

1941年12月8日、あの真珠湾攻撃当日、

昭和天皇による「開戦の詔勅」が発せられた。

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そこには、日本が戦争を始めた理由が書かれている。

以下、現代語訳。

 

★★★

神々のご加護を保有し、

万世一系の皇位を継ぐ大日本帝国天皇は、

忠実で勇敢な汝ら臣民にはっきりと示す。

 

私はここに、米国及び英国に対して宣戦を布告する。

 

私の陸海軍将兵は、全力を奮って交戦に従事し、

私のすべての政府関係者はつとめに励んで職務に身をささげ、

私の国民はおのおのその本分をつくし、

一億の心をひとつにして国家の総力を挙げ

この戦争の目的を達成するために手ちがいのないようにせよ。

 

そもそも、東アジアの安定を確保して、

世界の平和に寄与する事は、大いなる明治天皇と、

その偉大さを受け継がれた大正天皇が構想されたことで、

遠大なはかりごととして、

私が常に心がけている事である。

 

そして、各国との交流を篤くし、

万国の共栄の喜びをともにすることは、

帝国の外交の要としているところである。

 

今や、不幸にして、米英両国と争いを開始するにいたった。

まことにやむをえない事態となった。

 

このような事態は、私の本意ではない。 

 

中華民国政府は、以前より我が帝国の真意を理解せず、

みだりに闘争を起こし、東アジアの平和を乱し、

ついに帝国に武器をとらせる事態にいたらしめ、

もう四年以上経過している。

 

さいわいに国民政府は南京政府に新たに変わった。

 

帝国はこの政府と、善隣の誼(よしみ)を結び、

ともに提携するようになったが、

重慶に残存する蒋介石の政権は、米英の庇護を当てにし、

兄弟である南京政府と、いまだに相互のせめぎあう姿勢を改めない。

 

米英両国は、残存する蒋介石政権を支援し、

東アジアの混乱を助長し、平和の美名にかくれて、

東洋を征服する非道な野望をたくましくしている。

 

あまつさえ、くみする国々を誘い、帝国の周辺において、

軍備を増強し、わが国に挑戦し、更に帝国の

平和的通商にあらゆる妨害を与へ、

ついには意図的に経済断行をして、

帝国の生存に重大なる脅威を加えている。

 

私は政府に事態を平和の裡(うち)に解決させようとさせようとし、

長い間、忍耐してきたが、

米英は、少しも互いに譲り合う精神がなく、

むやみに事態の解決を遅らせようとし、

 

その間にもますます、

経済上・軍事上の脅威を増大し続け、

それによって我が国を屈服させようとしている。

 

このような事態がこのまま続けば、

東アジアの安定に関して我が帝国がはらってきた積年の努力は、

ことごとく水の泡となり、

帝国の存立も、まさに危機に瀕することになる。

 

ことここに至っては、

我が帝国は今や、自存と自衛の為に、決然と立上がり、

一切の障害を破砕する以外にない。

 

皇祖皇宗の神霊をいただき、

私は、汝ら国民の忠誠と武勇を信頼し、

祖先の遺業を押し広め、

すみやかに禍根をとり除き、

東アジアに永遠の平和を確立し、

それによって帝国の光栄の保全を期すものである。

★★★

 

広田は、昭和天皇と同じく、最後までこの戦争に反対していた。

がしかし、戦時下に国の指導者となり、

その責任をとる形で、一切の弁明なしに死刑台へ向かった。