TVQ九州放送がホークス「応援動画」を募集開始
採用された動画は、同局番組「月刊スポなな」「ホークス+」「TVQスーパースタジアム」のいずれかで放送される。
その「TVQスーパースタジアム」だが、、
1990年(平成2年)バブルの真っ只中に設立されたTVQ九州は、翌年4月から2年目を迎えた福岡ダイエーホークスの試合中継をスタートさせた。
その中継を行ったのが、現在も続いている「TVQスーパースタジアム」である。
以来、火曜と土曜のナイトゲームの中継を続けたのだが、この年のホークスは結局リーグ5位。
当時のホークスは、南海時代から連続シーズン負け越しのプロ野球ワースト記録を更新し続ける弱小中の弱小チームだった。
戦力強化を目指した球団は、1993年に小久保有紀、94年に城島健司をドラフトで、FAで西武から石毛宏典、工藤公康(現ホークス監督)を獲得、97年には前年のアトランタオリンピックで確約した井口資仁と松中信彦がドラフトで入団した。
しかし、戦力は整ったからといって、すぐには結果には繋がらないのが、プロ野球の世界である。
97年には、とうとう20年連続4位以下という日本プロ野球ワースト記録まで更新してしまう。
そんなホークスの惨劇をずっと中継し続けた「TVQスーパースタジアム」。
しかしその苦しみがやっと報われる時がやってくる。
放送開始から9年、王貞治監督就任して5年目を迎えた1999年、チームはパリーグを制覇し、一気に日本一に駆け上がった。
4年後の2003年には、29年ぶりにテレビ東京系が日本シリーズの放映権を獲得。
TVQがホークスの日本一奪還のシーンを放送した。
この時のTVQ九州社員達の思いはどんなものだったのだろうか。
ホームページの企業沿革の欄を見ると、そのほとんどがホークスの記念すべき試合の中継実績である。
この会社は、弱小で「球界のお荷物」と言われていたあの時のホークスの一緒に成長してきたのだと、私は思う。
今週末5月21日(日)の西武ライオンズ戦7回戦、2位争いの重要な試合も「TVQスーパースタジアム」で中継され、解説は2003年沢村賞投手で「負けないエース」と言われた斉藤和巳である。
ホークス愛の布陣で臨むチームTVQ。
その想いを察して、我こそはと思うなら是非、渾身の動画を!
楽天強いからね~。なおさら。。
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